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弱小メンバーのガチンコフリー雀荘道中記 -第四回:大阪府大阪市住之江区「麻雀ぼくがんばる」-
- 2017/12/15
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- フリー, 三麻, 旅打ち
弱小メンバーのガチコンフリー雀荘道中記
お久しぶりです、土ノ本華です。
メンバーとして日々麻雀と対峙していると、
もはや麻雀に対する感情は、「好き」「嫌い」というものを、
大きく飛び越えて異次元へ行ってしまうと思うんですが、
僕と同業種の皆様はいかがでしょうか。
例えるなら、カレー屋さんを経営している方は、
もちろん毎日毎日カレーを作っては提供している訳ですが、
果たしてその方は、カレーが好きなのかと言われれば、
なんとなく違うような気がしてきます。
かといって、近くに新しいカレー屋さんがオープンしたら、
敵情視察程度には足を運んで、別段カレーを食べたくないなんて思うこともなく、
カレーを注文すると思うのです。
メンバーと麻雀の関係も、そんな塩梅ではないでしょうか。
さて、
久しぶりに休みが取れたので、今回も今回とて、
ぶらり他の雀荘へ遊びに行ってきました。
家から、下道で車を走らせること一時間ほど……
第四回 大阪府大阪市住之江区『麻雀ぼくがんばる』
今回は、大阪府住之江区にある。『麻雀ぼくがんばる』さんにお邪魔してきました。
お店のバナー
筆者撮影外観
住之江競艇場から、長居公園通沿いにまっすぐ東進していった左手に店舗を構える「麻雀ぼくがんばる」さんは、
この界隈における、いわゆる老舗とでもいうべきお店。
店の前に突き出した黄色いテントが、年月の経過を物語っています。
ところで、店の前に着いた時点での時刻は、なんと午前9時。
お店のHPには、営業時間は「年中無休の日の出~ラストまで」と書いてあるものの、
いくら土曜日だからいって、果たしてフリーは立っているのかしら、
と思いながらも店の扉を開けたところ、メンバー2入りでなんとか立っている様子。
それから、もうひとりのお客さんもやってきて、
メンバー2入りがまたたくまに、まるに大変身。なんと店思いなこと。
軽くお店の麻雀のルールに触れておくと、
完全先付・クイタンナシ
オーラス和了止めナシ
華を4枚抜いて和了するとご祝儀アリ
というシンプルなもの。
特にルール説明を受けることもなく、ちょうどオーラス終了時だったということもあり、
流れるようにそのまま着席。
さてはて、記念すべきはじめのはじめの配牌は……と
ドラ:
東発、親の配牌で垂涎ものの牌姿。ジュルリ……
上の配牌が、
4巡目でこうなって、
6巡目でこうなって、はい、リーチ!
華も2枚抜いて、現状で跳満が確定している。場合によっては、倍満まで十分に見える……!
と思った矢先に、リーチ後一発目のツモが、なんと
「ツモ!」
しかも裏まで乗って、倍満の2枚。
絶好調な滑り出しである。
実際、入って一半荘目は、僕がこの勢いのまま制し、
続く二半荘目もトップ。
が、事件は三半荘目に起こるのであった。……
三半荘目、東三局で持ち点21000点の親番。
ここらでひとつ、最低跳満程度は和了っておきたいところ。
そして10巡目、以下の牌姿
華も抜いていなけりゃ、赤ドラもドラもない……
は河に1枚見え
ヤミテンなら出和了2000点、ツモ和了3000オール……うーん。
不承不承、リーチを敢行。まぁ、親リーだし、多少はね?
できれば、子ふたりにはオリてもらうか、回し打ちとかしてもらって、
その間にあわよくばツモ、なんなら流局で仕切り直しでもよし……
とか思っていたら、上家がいきなり、打
カチーン
とはいえ表情に出す訳にもいかず。
そして悲劇は16巡目――
「ツモ」
という声は、僕のものではなく、上家のもの。
そして開いて手牌は、
ワイの待ち、あらへんやんけ!
じゃなくって、
四 暗 刻
ぎょえー。
まさかの19000点(18000点)からのぶっ飛び。
役満祝儀なんかも含めて、5000円近くの支払い……ぐぬぬ……。
その四暗刻で火が付いたのか、そこからしばらく上家が強い、強い。
幸い、直接的な被害をこうむっていたのは、対面の同卓者だったけれど、
そのあとはだらだらと見せ場もなく5,6本消化。
なんとかワントップもぎ取ったものの、結果は、
▲5400円
という、面白くもなけりゃ、何にもならない成績。
(ていうか、完全に件の四暗刻のせいやんけ……)
以上、今回のフリー道中記でした。
前回までの収支:▲26700円 今回の収支:▲5400円 総収支:▲32100円