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弱小メンバーのガチンコフリー雀荘道中記 -第三回:大阪府大阪市住吉区「麻雀プラスワン」-
- 2017/11/28
- 弱小メンバーのフリー雀荘道中記
- フリー, 三麻, 旅打ち
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弱小メンバーのガチコンフリー雀荘道中記
こんにちは、土ノ本 華と申します。
三人打ち麻雀と聞くと、四人打ちをふだんたしなんでいる方は、よく顰蹙されるのですが、
あながち、三人打ち麻雀も捨てがたいものです。
あまり四人打ちをしない僕からしてみれば、
四人打ちよりも、三人打ちの方がよっぽど難しいという印象を受けるのですが、どうでしょう。
それはさておき、今回もフリー雀荘へ遊びに行ってまいりました。
今回は、ちょっと手痛い負けをしてしまったお話。
第三回 大阪府大阪市住吉区『麻雀プラスワン』
さて、今回は、大阪府大阪市住吉区にある麻雀プラスワンさんにお邪魔してきました。
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実は、僕が昔通っていた大学がこの近くにあって、学生の頃はちらほらお邪魔していたのですが、
卒業後、めっきり行かなくなってしまい、今回来たのも実に二年ぶり。
ルールの方もうろ覚えだけれども、頑張って思い出してみる。
レートは0.5だけの安心レート。
トビが500円、チップ一枚200円で、一般的。
すこし変わっているといえば、華牌をぜんぶ集めて和了すると、役満と同額のご祝儀がもらえるということ。
(いわゆる、「フラッシュ」というやつ)
それ以外には至ってふつうで、クセがないので、
フリーはじめての方にも安心して遊んでもらえると思います。
二年もあれば、メンバーも一新されているかもしれない。僕のことを覚えてくれている人はいるかしら……
とか考えながら、扉をガチャリ。
「おー、いらっさーい」
「らっしゃい」
と、そこには、二年前と同じ顔がふたつ。
この雀荘のオーナーの方と、僕が初めてこの店を訪れた時から働いているメンバーの方。
メンバー2入りで卓が立っていて、状況は東一局。
「はじまりの親だけど、入る?」
と言われて、すぐに預かりを出して着席。四巡目のツモ番。
まぁ、とりあえず手なりでリーチを打てればいいかな、とぼちぼち麻雀を打っていると、
オーナーから突き刺さる視線。なにかジロジロ見られている。お尻がムズムズする。
「あ、思い出した! 〇〇くんやーん」
「どうも、ご無沙汰してます」
「僕は入ってきた時から、分かってましたけどね」
と、どうやら思い出してくれたご様子。
僕も一安心。
さて、麻雀の方に話を戻すと、なんと知らぬ間に、南一局の親番、だけど点棒は3000点……
という事態に陥っていて、この親でなんとか和了らねばぶっ飛んでしまうという状況。
これは性根を入れて、麻雀を打たねば……と思って、7巡目に打ち出した
「ロン」
と上家から声が飛んできて、ドキリ。
手牌が倒されて、もう一度ドキリ。
「大車輪」
えー!
確かに、捨て牌は若干変だけど!
それにしても、早すぎやしませんか!
という訳で、開幕ドエラいぶっ飛びをかまして、▲6200円の支払い。
開幕から手痛すぎる……。
気を取り直して2半荘目。こんどは絶対にトップを獲るぞ! と意気込んでみるも、配牌を開けたところ、
どないせーちゅーねん。
国士にも遠ければ、面子手なんて望めるはずもなく、
強いていうなら、ベタオリをメインに据えた七対子くらいか?
と思いつつ、ツモを進めている内に、
という形に、うーむ、案外なんとかなるものだ。
と思っていた矢先に親からのリーチが飛んできた。
七対子1シャンテンまで進められたものの、親のリーチの到底立ち向かえるような手でもなく、
まぁ、とりあえず現状キープの打
が、これが甘い一打だった! 角砂糖よりも、もっともっと甘かった!
「ロン」
えっ、これ当たるの!?
「リーチ・一発・小車輪・ドラドラ……あ、裏裏」
ぐにゃぁ、と視界が歪んだ(ような気がした)。
「トリプルスリー」
スコーンと気持ちいいくらいにぶっ飛んで行った。
確かに、は現物じゃなかったとはいえ、暗刻から抜いて、当たるとは思うまいよ……。
ご祝儀も含めて、しめて▲3800円の支払い。ちょうど、チップケースが空になった。こういう時は、大きな声で、
「おかわりぃ!」
入って2半荘でおかわりをもらうという失態。こうなったら、せめて1万円を取り返そう。
と、躍起になって挑んでみるも、やはりアツくなったままでは、やることなすこと裏目に出て、
もうひとりのお客さんが終わるタイミングに合わせて終了したところ、
換金額は7600円。取り返すことかなわず……。
……
…
やっぱり麻雀はアツくなっちゃいけませんね。某プロが「麻雀は意志のゲーム」と言っていただけあって、
メンタルの状態が非常に重要だと、改めて感じました。
みなさんも、ヤケになっている、と自分で感じたら、取り返しのつかなくなる前に、ラス半コールを入れることをお忘れなく!
以上、今回のフリー道中記でした。
前回までの収支:▲13300円 今回の収支:▲13400円 総収支:▲26700円