2-4.クールダウン、カームダウン

2-4.クールダウン、カームダウン

 麻雀を打っている間で、一番恐ろしいのは、正確な判断ができなくなることだ。
 「収支は月間で捉えよう」でも紹介したように、集中力を欠いた時、
 どんな上手いプレイヤーでも、往々にして間違えた判断をしてしまいがちだ。

 牌効率を誤った打牌や、不要なリーチ。オリるべき局面で放銃してしまう……
 特に三人打ちは、一回の放銃がとんでもない大怪我に繋がるケースも少なくない。

 三面待ちリーチで先制したものの、愚形リーチに追っかけられ負けてしまったり、
 いつまで経ってもなかなか聴牌まで辿り着かなかったり、
 勝負した牌が、必ず誰かのリーチに放銃したり、……
 いわゆる、ツイていないことが続くと、やはりメンタルがヤラれてしまうもの。

 しかしそんな時はアツくならず、常に冷静でいることを心掛けよう。

 「そんなことができるのなら、初めからそうしている!」

 というのはお説ごもっとも。そこで、今回は気持ちを切り替えるためのちょっとしたコツを紹介しておく。

 1.疲れたな、と思ったら、トイレに行ってみる。

  本走も10半荘を超えてくると、座りっぱなしで体も疲れてくる。
  実際にトイレに行きたい気持ちがなくっても、立ち上がって体をほぐすことが大事。
  半荘と半荘の合間でもいいし、他に立ち番がいるのなら、その人に1局くらい任せてみよう。
  トイレから帰ってきた時に、自分以外の麻雀を見ることで、冷静さを取り戻すこともできるかもしれない。

 2.牌を磨いてリフレッシュ!

  長時間、同じ卓で麻雀を打っていると、牌もまた汚れてくる。
  手垢でベトベトの牌より、綺麗な牌に触りたいのは、客も同じで、
  そんな時には気分転換がてらに牌掃をしてみよう。
  その間にひと呼吸置いて、気持ちをリセットしよう。

 3.最終手段はバトンタッチ!

  5半荘くらい本走して、すでに負け額は1万を超え、
  今日の調子じゃ、このままどこまで負けるかまったく想像がつかない……
  そんな時には、別のメンバーにチェンジしてもらうのも一手だ。
  しかしこれは、あくまで最終手段で、多用するのは好ましくない。
  メンバーが入れ替わる時には、やはりすこしゲームの進行が滞ってしまうし、
  調子が悪いからと言ってすぐに席を立つようでは、
  やはりお客様からの印象は良くないものだ。

 負けが続いている時は、ひと呼吸おいて、自分の選択を考え直してみよう。
 それは本当にツイていないだけなのか? 間違った選択をしてはいないだろうか?
 本走に臨む際には、常に冷静な気持ちで取り組みたい。

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