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ゼロから始める三人打ち麻雀⑯
三人打ち麻雀って???
⑯サイコロのルール
麻雀では、各局ごとにスタートプレイヤーである親がサイコロを振り、配牌を取り出すところを決定しているとは、前章でも書いた通りです。
毎局、ゲーム開始時にサイコロを振り、その出目に従って、壁牌を切り取ります。
通常、サイコロはふたつ使用して、2~12の出目を扱います。
例えば、親の振ったサイコロの出目が、「6」だった時、東家を1とカウントして、そこから南家⇒西家⇒北家⇒東家、と順番に6まで数えていきます。
※三人麻雀において、北家は常に存在しませんが、四人麻雀の慣例にならって、北家をカウントします。
この場合、6は南家に該当します。なので、配牌を取り出すのは南家の前の壁牌からとなります。
南家の壁牌のどこから切り出してもいいという訳でもなく、再び6という数字に基づいて、
南家から見て右から6列の牌を除いて、そこから4枚ずつ配牌を取っていきます。
そして、残した壁牌の左端から5列目を表返します。
この時、壁牌が足りない場合は、隣の人の壁牌にまでまたがります。
表返した牌をドラ表示牌、ドラ表示牌のある列までの、4×2枚の牌をリンシャン牌と呼びます。
これらふたつの用語については、㉓ドラを覚えよう!で後述しますので、現段階では、そういうものなんだと覚えておいてください。
これが、サイコロと配牌取り出しのルールです。
店舗や規定によっては、6面ダイスを二つ使わず、ひとつを東南西北の方角サイコロに取り換えていることもあります。
例えば、東の4という出目だった場合は、親の山から5列目から取り出し、
西の2だった場合は、親の対面の山の3列目から切り出します。
この時、注意しないといけないのは、この方角サイコロが示す方角は、各プレイヤーの方角ではなく、親を東とした時の純粋な方角であり、北の1、のような出目の場合、親の左側の山から取り出します。
サイコロをふたつ使った牌の切り出し方には、ちょっとした語呂合わせがあります。
- 2=みぎに、うに
- 3=といさん
- 4=さし
- 5=じごく
- 6=うろく
- 7=といなな
- 8=さっぱ
- 9=じく
- 10=みぎじゅ
取り出し位置の覚え方のコツは、5・7・9・11の、対面と自分の切り出す場所の出目を覚えておくことです。
【TIPS】
また、サイコロの出目に従って、壁牌を割ることを「開門」といいますが、配牌を取り出す際には、必ず親が開門しましょう。
さらに、プレイ中に他人の前の山に触れるのは、重大なマナー違反となりますから、これについても気を付けましょう。