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三人打ち麻雀、こんな時どうする? 「第八問 東三局 南家:41000点持ち」
- 2017/9/21
 - 三人打麻雀どうする問題?
 - 三麻, 戦術, 読み
 

三人打ち麻雀、こんな時どうする?
■問8
東三局 南家:41000点
東家:60000点 西家:4000点
 場況:東家が華を2枚抜いて先制リーチ。西家は役牌を仕掛けている。
    自分の手牌は、愚形1シャンテン→将来的には、愚形聴牌、跳満程度が望めそう。
- ベタオリ
 - 全ツッパ
 
 ベタオリ⇒40点
愚形1シャンテン。しかも、聴牌後もおそらく愚形聴牌で、
親のリーチに突っ込んでいくのは、ほとんど自殺行為と言っても過言ではない。
愚形1シャンテン。しかも、聴牌後もおそらく愚形聴牌で、
親のリーチに突っ込んでいくのは、ほとんど自殺行為と言っても過言ではない。
 いくら打点が跳満あろうとも、親が華を2枚も抜いている以上、
 向こうも、跳満、もしくは、倍満を備えて待ち構えているかもしれない。
 が、ことここに至っては、必ずしもベタオリがふさわしいとは限らない。
 その理由については、後述する。
 全ツッパ⇒80点
リーチがかかった時、一番はじめに注意しなければいけないのは、
もちろん、自分の点棒のことに違いない。
その点棒に基づいて、攻めるか引くかの、身の振り方を考えるのだ。
リーチがかかった時、一番はじめに注意しなければいけないのは、
もちろん、自分の点棒のことに違いない。
その点棒に基づいて、攻めるか引くかの、身の振り方を考えるのだ。
 そして、次に気を付けねばならないのは、他家の点棒。
 特に、いまこの場では、西家の点棒に注意したい。
 残り点棒4000点とは、吹けば飛ぶような点棒で、
 親のツモ和了はむろん、子のツモ和了でも、トんでしまう。
 このような点棒状況では、西家は前に出るほかなく、
 ならば西家にこの場は任せてしまって、自分は身を引こう……
という訳にもいかない。
 なぜなら、親である東家との点棒差が、19000点であるからだ。
 19000点差とは、跳満ツモで逆転できる点差であり、
 かつ、跳満ツモをした場合は、西家をトばしつつ、ゲームセットとなる。
 仮に親に放銃したとして、そうなったら次局で西家をトばすことだけに専心すればいいし、
 西家に放銃したのなら、むしろ親が回ってきたとありがたがるべきだ。
そういう訳で、この場において、なりふり構わず全ツッパするのがふさわしいといえる。





