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三人打ち麻雀、こんな時どうする? 「第五問 オーラス 南家:60000点持ち」
- 2017/9/11
- 三人打麻雀どうする問題?
- 三麻, 戦術, 読み
三人打ち麻雀、こんな時どうする?
■問5
オーラス 南家:60000点
東家:18000点 西家:27000点
場況:どちらのリーチも入っていない中、カンチャン役ナシ聴牌(打点:12000点)。
- 聴牌即リー
- ヤミテン
大きな点棒を持ったまま迎えたオーラス。
打点は跳満あり十分。
確かに、さっさと和了ってフィニッシュと行きたいところだが、
ツモ切りマシーンになってしまうリスクは取りたくない。
追っかけリーチに打ち負けて、親に放銃するのはなるべく避けたいところ。
ここで親の跳満に放銃しえしまうと、東家だけでなく、西家に対してもまくり目ができてしまう。
しかも、もしそれが倍満だった場合は、一発で着差が入れ替わる。
役ナシヤミテンとはいえ、ツモ和了る確率はあるし、
西家が和了ってゲーム終了の可能性も少なくないのだから、
ここはおとなしくしておくのがベターだろう。
当然、親のリーチが来たら、すぐさまにベタオリするべきだが、
もしも西家の先制リーチが入った場合は、どうすればいいだろうか。
ひとつは、ヤミテンのまま全ツッパ。
そしてもうひとつは、ベタオリだ。
ベタオリは言わずもがなだが、ヤミテンのまま全ツッパの理由を説明すると、
いま、西家との点棒さは33000点だ。
すなわち、倍満を放銃したところで、あなたのトップは揺るがない。
しかし、リーチ棒を出してしまうと、事情が違う。
だからこその、ヤミテンで全ツッパ、なのだ。
西家に振り込んでも構わないし、自分でツモ和了っても構わない、
という二重の作戦だ。
ヤミテンしている内に、カンチャンが両面に変化する、というのは珍しいことではない。
もしも、この局面で両面になった場合は、どうするのがよいだろうか。
それが序盤でのことならば、迷わずリーチに行くのがよいだろう。
が、中盤以降となると、ヤミテン続行も視野にいれておくべきだ。
あなたがリーチした次の巡で、親に追っかけなどされたら、たまらない。
また、親のリーチ後に、両面に変化した場合も、ヤミテンが無難だろう。
親への放銃のリスクは、なるべく取るべきではないから。
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