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三人打ち麻雀って???
⑳待ちを覚えよう!
まずは、以下の牌姿を見てください。
いずれも聴牌していて、それぞれ、和了のために必要な牌は、
ですが、今回は、その未完成の面子部分の形に注目してみましょう。
聴牌時に、和了のために必要な牌を和了牌と言い、それに関する未完成の面子部分を待ちと呼びます。
①であれば、が、「待ち」に該当します。
このような形を、「ペンチャン」と呼び、ペンチャンの形で和了を待っているために、「ペンチャン待ち」と呼びます。
ほかにも、
などのように、端っこの順子を作る際に、1番内側の牌が不足している形を、「ペンチャン」といいます。
②は、が、それに該当します。
このような形を、「カンチャン」と呼び、同様に「カンチャン待ち」と呼びます。
カンチャンは、順子を作る際に、間の牌が不足している形で、
やなども、カンチャンにあたります。
③は、が、それに該当します。 このような形を、「リャンメン」と呼び、同様に「リャンメン待ち」と呼びます。
リャンメンは、順子を作る際に、両側の牌が不足している形で、やなどもそれにあたります。
④は、が、それに該当します。
とのどちらが来ても、刻子が完成する形を、「シャオポン/シャンポン」と呼びます。
⑤はが、それに該当します。
このような、雀頭の部分を和了に求める場合を、「単騎待ち」と呼びます。
さて、ではこの中で、最も和了りやすそうな待ちはどれでしょうか。
①②⑤は、待ちの牌の種類が1種類に対して、③④は2種類あって、有利なのは一目瞭然。
そして、③と④を比べた時、
③は2種類の牌が4枚ずつある(2×4=4)一方で、④は、和了牌を自分ですでに4枚使ってしまっている(2×4-4=4)ので、③の方が有利です。
また、①②⑤を比べた時も、①と②は和了牌が1種類4枚(1×4=4)あるのに対して、⑤は自分で1枚使ってしまっています(1×4-1=3)。
まとめると、
③>④>①=②>⑤
となります。
和了は、常に、リャンメン待ちを心掛けるようにしましょう。